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工務店まわり [建物]

2011年夏から、工務店まわりを始めましたが、1年程かけて決定するまでに計10社をあたりました。

某有名ローコストメーカーも1社だけ伺いましたが、結局、大手有名メーカーのモデルハウスが集まっている住宅展示場に行くことはありませんでした。


選定条件

木造軸組で自然素材系という条件以外にも、以下のような条件にあった工務店を選んでまわるようにしました。

・”こだわり”や独自のテイストがあること
「なんでもやります」的だったり住宅設備をウリにする工務店より、自信をもって建物にこだわりをもって造る工務店のほうが魅力に感じました。

・年間の建築棟数が従業員数の相応数であること
よくあるのが、一人の現場監督が同時に何棟も抱えていて、明らかに仕事が回っていないケースだそうです。工務店でも無理をして同時に沢山建てているところがあるようですので、注意が必要です。

・保障がしっかりしていること
これは引き渡し後の瑕疵に関する保障と、建設中に万が一倒産した場合の保障等があり、これらが十分対応できている工務店を選びたいものです。

・事務所が近い場所にあること
いざ仕様の打ち合わせに入ると、毎週のように伺うことになるため、通うのが苦にならない工務店を選びたいものです。完成後のしっかりしたアフターケアも期待できます。


様々な工務店

地域の工務店は大小様々で、基本的にモデルハウスがないので、実際に建てて引き渡し前の完成した家や、建てている途中の家の構造見学をさせていただくわけです。引き渡し前の家だと家具などが無く、実際の生活感がイメージできないため、引き渡し後に生活環境が整い、ある程度日にちが経ってから見学会を開くというところもありました。

モデルハウスがある工務店は、ハウス内に事務所やを構えて、兼用しているところが多かったです。工務店の休日には近隣地域の集会所として貸出しているところもありました。

また、専属の営業マンや自社大工を持っている工務店もあれば、接客は社長が対応し、施工は全て下請を使って人件費を抑えているところもあったりで、様々です。


多くまわる利点

いくつも工務店をまわって、建物を見たり説明を伺ったりすると、本やネットで知り得る以上のこと(時には裏話も)を学んでいき、徐々に家の良し悪しや相場感がついてきます。最初の数社ぐらいまでは、時間をかけてじっくり見たり聞いたりしていたので、一日一社しかまわれませんでしたが、慣れてくると、ピンとこない工務店についてはさっさと見学を切り上げて、次の工務店をあたるようになりました。

工務店で聞いた内容や見たものは、忘れないようにメモやデジカメで残しておくと、各工務店で断片的に聞いたり見た内容が、その時はわからなくても、後々になって話を総合するとわかるようになったりします。


いまにしてみれば、工務店まわりは、辛くならない程度の頻度で、レジャー感覚で楽しめたのはよかったと思います。

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断熱材 [現況]

2013.2.11(月)

棟梁がカゼをひいたりした関係で、この2週間あまり現場の進捗は停滞気味でしたが、久しぶりに訪れると断熱材が入っていました。ケータイしか持っていなかったので写真は少しぼやっとしています。

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セルロースファイバーによる充填断熱で、厚さは大壁で120mm、真壁で90mmです。隅々までパンパンに入ってました。写真は書斎と呼んでいる学習スペース兼家事スペースで、カウンターがついていました。

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勾配屋根断熱にもセルロースファイバーが使われ、厚さ200mmで入っています。夏の遮熱が十分期待できそうです。


断熱材についてはこれまでいろいろ調べて、結局のところ、同等の断熱性能であればグラスウールや現場発泡ウレタンでもいいつもりでしたが、工務店のほうからセルロースファイバーを提案されました。

自然素材であり、断熱性能はもちろんのこと、吸湿効果や防音効果にも優れているため、理想的な材料ではありますが、施工は専門の技術と経験が必要になるそうなので、作業を見られなかったのは少し残念でした。

ちなみに、セルロースファイバーや現場発泡ウレタンを施工する場合は、事前に壁の中に埋める電気配線が完全に決まっていないと施工できません。施工後は配線の変更ができなくなるためですが、その点では袋入りのグラスウールだと多少の変更には対応できるかもしれません。

電気配線は電源コンセントの他、スイッチ、センサ、電話線、TVアンテナ線、LAN、エアコン(と室外機)用、暖房機器用といったものですが、これらを各部屋のどの位置にするのかは、使い勝手や効率をよく考えながら決めました。但し、照明の配置については、我々には難易度が高かったため、工務店側におまかせです。


棟梁の話だと、現場に断熱材が入ったとはいえ、暖房が入るわけではないので、冬はかえって冷えるんだそうです。作業に入る方々はご自愛いただければと思うところですが、着実に工期も伸びているようです。

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2階への階段 [現況]

2013.1.6(日)

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新年最初に現場を確認すると、1階玄関を入ってすぐにある2階への階段ができていました。これまで2階の状況を確認するのは慣れないハシゴを登っていましたが、これでアクセスが容易になりました。同じような階段が2Fからロフトへもできる予定です。


しかし、この年末年始は大変でした。

これまで工務店と打ち合わせてきた内容が現場に伝わっていなかったり、現場状況の情報が工務店側にないところがあることが判明したためです。

具体的には、

・キッチンの床のやりなおし(タイルの指示漏れ)
  仕様書にはタイルの記載があるものの、平面図での指示記載がなかった。

・1Fトイレのパイプスペース確保による手洗器・収納の変更(現場状況の把握漏れ)
  2Fからの排水パイプ用スペースが必要になったが、その情報が工務店側になかった。

・ロフトへの階段を支えるための柱・壁の追加
  階段の施工を開始してから、棟梁が必要性に気づく。

などでした。特に3番目の柱・壁の追加は、リビングとDK間の開放感が失われることになるため、最も痛恨でした。暖房計画も再検討が必要になりました。開放感については、なんとかリカバリーできる策を検討してもらっているところです。

元々、家の間取りを検討するときに、相反する「開放感」と「冷暖房効率」のどちらを重視するか悩んで、あえて「開放感」を重視する間取りにした経緯があったのに、中途半端になるのは避けたいところです。

まだ決まっていない水まわりや内装色などの検討をしながら、現場の状況に気を揉んでいる状態が、しばらく続いてます。

タグ:間取り
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