SSブログ

内壁左官 [現況]

2013.3.27

外壁の左官が終わった後、内壁の左官も始まりました。

家の構想当初、ママの希望は珪藻土クロスだったのですが、工務店まわりを重ねるにつれ、二人して塗り壁の質感に憧れるようになり、内壁も塗りでいくことにしました。

DSCF1552.JPG

それで、この日は各部屋の塗り方を決めるために、職場からの帰宅後に、現場で左官職人さんに説明を伺いました。夜遅くまでご対応いただき、大変助かりました。

DSCF1549.JPG

よくあるツルツル感の割合が大きい塗り方は、補修のすると痕が目立つのであまりおススメしないとか、横方向に引き延ばした塗り方は空間を広く感じさせ、その線の太さによっても感じが変わってくるそうです。その他、円や扇型を基調としてその大小の塗り分けや、ランダムのようで規則性のある塗り方など、様々な塗り方があり、奥が深いですね。実際塗っているところを拝見していると、職人というよりアーティストにさえ見えてきます。

DSCF1557.JPG

この工務店が使っている塗り材「天然スタイル土壁」は、一般的な漆喰より比較的カラーバリエーションが豊富だったので、基本はホワイト系としながら、写真の学習スペースはミント色とするなど、部分的にいくつかのカラーを使いました。

DSCF1596.JPG

写真は塗り終えた後のロフトの壁ですが、こちらは円を基調とした塗り方でお願いしてみました。光の当たり方で模様が浮かび上がって見えるのも、塗り壁の魅力かと思います。

このように部屋によって、それぞれ塗り方を変えたり、連続性を持たせたりと、最終的には職人さんと相談しながら決めていきました。

タグ:塗り壁
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:住宅

外壁と雨樋 [現況]

2013.3.23

温水暖房のトラブルはなんとか解決することがわかり、安心しました。その間にも、もちろん他の作業は進んでいて、建物の完成が見えてきました。

DSC00047.jpg

外壁の左官工事が一通り終わりました。この工務店こだわりの塗り壁「そとん壁」です。モデルハウスや完成見学会でいくつか「そとん壁」の家を見て、魅了されました。仕上げ方は「スチロごて」を、色は白をチョイス。実は白といっても材料のロット毎で微妙に色が違い、グレーっぽいのもあるそうなのですが、我々の場合はほぼ純白だったようです。

私は残念ながら左官作業の様子を見れなかったのですが、見ていたママの話によると、5人ぐらいで一気にあっという間だったようです。

DSC00048.jpg

雨樋も付きました。屋根材と同じDee tradingのシームレスアルミ雨樋というもので、決まった長さの部材を繋ぐのではなく、現場で採寸と成形をすることで綺麗に施工できるもので、こちらも工務店のオススメでした。


一方建物の中は、木工事が大詰めを迎えています。

DSC00043.jpg

こちらは2Fの造作洗面台になる予定です。

DSC00056.jpg

2Fからロフトへ通じる階段もできました。

nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:住宅

最大のトラブル!? [現況]

2013.3月初め

断熱材が入り、内壁の下地張りが一通り終わったころ、現場で棟梁と話をしていたところ、

「実はガス会社が温水管を入れ忘れていて、工務店が問い合わせをしているところ」

と聞かされたのですが、その時は収納がらみの話をしていたためあまり気に留めていませんでした。


しかし、これを後日工務店で話を聞くと、

「断熱材を入れる前に、ガス会社が温水暖房用の配管を忘れていて、ガス会社のほうで慌てている」

とのことでした。


温水暖房というのは、メジャーなのは床暖房ですが、無垢の家では床材が反るため基本採用できません。床暖房用の無垢床材というのもありますが種類も少なくコスト高で風合いも落ちるため、無垢にこだわる工務店は勧めないようです。

代わりに勧められたのが温水ルームヒーターというもので、外の給湯器でお湯(不凍液)を沸かし、そのお湯を家の中に設置した温水コンセントからルームヒータに送り込んで、温風を出すというものです。壁付のファンコンベクターというのもあります。

その温水コンセントを1Fに2か所、2Fに2か所+ファンコンベクター1か所の設置を要望として伝えていたのですが、ガス会社の最初の回答によれば、

「これからだと、1Fは設置できるが、2Fは無理かも」

というので、それだと中途半端なので2Fが無理なら温水暖房自体すべてやめて、南側の屋根を短くして日差しを取り入れるなどの(彼らとしては望まない)代替え案を検討していることを伝えました。

というのも、暖房の計画は寒いのが嫌いな私が一番悩んだところです。それも真夏の一番暑い時期に汗をかきながら検討したものです。


なので、この最初の回答で泣きたかったのは私のほうでしたが、本当に泣いたのはママでした。それも棟梁の前で。

完成後のうれし泣きではなく、悔し涙を見せられた棟梁もこれには慌てたみたいです。棟梁は下請けの身であり、木工事についてもちろん責任をもって対応してくれますが、現場監督ではないので、温水管の施工状況など分からないのは仕方ありません。


では、現場監督は?というと、、、元々いないのです。


現場監督はまともな人材がいない、いたとしてもいくつもの現場を掛け持ちして目が届かない、かえってトラブルメーカーであるというのはその通りかもしれません。

そこでこの工務店では現場監督は付けないことで人件費を削減しており、施主にとってはうれしい話ではあります。しかし工務店側の社員に、着工直前に病気に見舞われた方がいた関係で、現場との情報交換が十分でなかったのは予想以上に誤算だったようです。

その分、工務店と下請けの棟梁他施工業者とのこれまでの信頼関係のみでカバーしているところがあり、今回のようなトラブルが発生したときに、責任の所在と対策方針がはっきりできなかったようです。


結局、問題発覚から2週間以上経ってから、工務店とガス会社と棟梁の3者で現場の再確認が行われました。私の代替え案とママの涙がなかったら、もっと遅れていたかもしれません。

その結果、2Fにも配管できることがわかり、すべての箇所で温水コンセントを設置できることがわかりました。但し、壁から出すタイプではなく、すべて床から出すタイプになるとのことで、それについては、こちらが妥協することにしました。

また、今回のトラブルの原因を深く追及ことはしませんでしたが、木工事に一部やり直しが発生するため、その費用は誰が負担するのか工務店に確認したところ、

「うちがもちます。」

とのことでした。


今回のトラブルが最大であってほしいと、切に願います。

そんなこんなで、工期は大幅に延びてしまっているわけです。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:住宅

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。