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天井断熱 vs 屋根断熱 [断熱]

夏の日差しを遮るため断熱方法としては、”天井断熱”と”屋根断熱”があります。

天井断熱

屋根の下に天井を設け、その天井裏に断熱材を施工する方法です。断熱材は壁の断熱に使うものと大体同じものが使われるようですが、厚みについては壁の断熱材よりも十分厚くしないと、防熱効果が弱いようです。

天井を設けるため、照明はシーリングやダウンライト、ペンダントなどが比較的自由に取り付けられます。

屋根断熱

屋根の裏側に直接断熱材を施工する方法です。断熱材の考え方は天井断熱と同じですが、天井裏の空間が無い分、防熱に関しては天井断熱より少し不利なようですが、それを補うため、遮熱シートを追加で張る場合があるようです。

天井が無いので、照明はシーリングやダウンライトは取り付けられず、梁にペンダントや直管型蛍光灯、スポットライト等を取り付けます。よって、照明を付けたい箇所に梁が無い場合は、構造上の強度には関わらない化粧梁を追加して、それに取り付けたりします。

下からは屋根裏(勾配天井)を見上げることになるので、高さ方向に開放感が生まれます。

そして最大の利点として、小屋裏部屋(ロフト)を設けることができます。高さ1.4mの制限があり、部屋の広さにもよりますが、物置部屋、趣味を楽しむ部屋、子供の遊び場、親しいゲストの宿泊用など、様々な活用方法が考えられます。

但し、小屋裏部屋へのアクセスがし難いようだと、利用されなくなる可能性があるので、ハシゴよりも階段付がオススメのようです。例えば、物置部屋として使いたいのに、ハシゴを登る必要があるようでは、物の出し入れが大変どころか、サイズ的に大きな物の出し入れはできないなど制約がついてしまいます。


このように、どちらを断熱方法を選ぶかはそれぞれの断熱効果に加えて、部屋の開放感や小屋裏部屋、照明の自由度の希望をどう考えるかにも関係してきます。

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