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オール電化 vs ガス併用 [光熱]

近所のある工務店で、無料のオール電化体験バスツアーをやっていたので参加してみました。新しい住まいのために具体的に行動を開始したのは、これが最初でした。ちょうど、東日本大震災の2週間前ぐらいのことです。

場所は、東京電力の横浜みなとみらいのショールーム(既に閉館)でした。途中、港北区にあるトステム(現LIXIL)のショールーム見学もありました。

今回の目的は、我々がオール電化を選択する可能性があるかどうかを見極めることでした。特に、IHクッキングヒーターが焦点でした。なにしろ5000W以上の電力を使っても、ガスコンロに使い慣れてきた使い手の調理スタイルを変える必要があるからです。また、”炙る”ことができないのと、最近はあまり言われなくなりましたが、当時は電磁波の問題も気になっていました。

実際ショールームでは、IHクッキングヒーターを使ってチャーハン作りを試すことができました。炒めるときは、フライパンを振るのでなく置いたまま、両手に持ったしゃもじを使って、鉄板焼きの要領でごはんを炒めていきます。このようにガスコンロの場合とはちょっと違うところが、受け入れられるかどうかになります。

その他、土鍋は使えるか?など、いくつか確認していたママは、結局IHクッキングヒーターは気に入らなかったようでした。

同じ電気を使う調理器としてラジエントヒーターがありますが、調べてみると国内での製造・流通はごく僅かのようでしたので、こちらはアフターサポートや故障対応の面が心配でした。

もちろん、「調理は炎を使ったほうが美味しく感じる」、という好みの問題もありました。

給湯に関しては、エコキュートでもいいかと思っていましたが、我々はコンロの問題でオール電化ではなくガス併用を希望とすることにほぼ固まりました。


このオール電化体験会の後、東日本大震災で発生した原発事故を発端とするエネルギー問題が浮上すると、この選択は揺るぎないものとなりました。

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